イタリア旅行紀・・・2
2003年10月13日(月曜日)・晴れ
ベニス市内観光
大理石とモザイクで有名なサンマルコ寺院見学
ベニス名物のゴンドラで運河を巡り。
午後フィレンツェへ移動
ヴェネツィアは、130個の島々からなり
そして、150の水路、400もの橋があるそうです。
ヴェネツィアの街には車は入り込めないので、今日は一日歩いて観光でした。
サルーテの教会教会の前の運河
サルーテの教会
ドゥカーレ宮殿中庭からサン・マルコ寺院を覗く
ドゥカーレ宮殿に入れたのは、貴族階級の男だけが、ヴェネツィア共和国の政府に入れたと言う事です。
その中から選挙で、大統領を選んだ、このヴェネツィアの大統領だけ、特別な呼び方があって、
イタリア語で、「ドジェ」と言うそうです。大統領は、終身制でした。
貴族だけの特権階級で、12世紀〜18世紀の終わりまで、この共和国制は続き、
約120人のドジェがうまれた。
右は「二人の巨人の階段」。
ドゥカーレ宮殿の黄金の階段です中の絵画などは撮影禁止でした
広場のすぐ近くに見える「嘆きの橋」です(向こう側)。
右の建物がかつての牢獄です。運河を背にして写真を撮るとこのようになります。
サンマルコ広場の目印は背の高い鐘楼(しょうろう)です。
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サンマルコ寺院。4頭の馬の像があります。もともとは金色に輝いていたそうです
聖マルコは、新訳聖書を書いた人で大変有名です。
キリストの弟子として、とても影響力のある人で、政治的意味もあって、
聖マルコがエジプトで無くなったにもかかわらず、ヴェネツィアの政府は、
その遺体をこのヴェネツィアまで持帰り、お墓を作りました(9世紀)。
そのお墓の上に建てられたのが、サンマルコ寺院です。
サンマルコ寺院の真正面を見上げると、
屋根には、アゴひげがあり、本を持った男の人の像が立っています。
これが、聖マルコ、その手に持っているのが新約聖書。
そして、そのすぐ下には、金色の翼のあるライオンは、
新約聖書を書いた聖マルコのエンブレム。この聖マルコのエンブレムにちなんで、
ヴェネツィア共和国のエンブレムも翼のあるライオンになったそうです。
大聖堂入口のフレスコ画
たくさんのガラスで作られたモザイク画です。
サンマルコ寺院の中のモザイク画は、全部で6000平方メートルもあり、
世界で一番広い面積を持つモザイク画です。
海に囲まれたヴェネツィアでは、普通に壁に描かれているようなフレスコ画では、
湿気に弱いのですが、モザイク画は、湿気の影響を受けないので 今も美しい姿を残します。
サンマルコ広場周辺
ゴンドラ