イタリア旅行紀・・・3

 2003年10月14日(火曜日)・晴れ

フィレンツェ市内観光

ボッティチェリやミケランジェロの名作を収めたウフィッツィ美術館に

ドゥカーレ宮殿・聖母教会ドゥオモ見学と

この日もとても盛りだくさんの一日でした。 

 

塔があちこちあります

 

ヴェッキオ橋

ローマ時代にはフィレンツェを流れるアルノ川では唯一の橋であり、

その名が示すようにフィレンツェで最も古い橋として知られている。(ヴェッキオとは「古い」の意である。)

16世紀頃から、橋上の両側に金銀細工店等の商店が並ぶようになり、大変栄えた。

現在では、橋上だけでは足りずに橋からはみ出して増築されるまでになっている。

両側にはぎっしりと商店が並び、橋上を歩いていても川の景色は見ることが出来ない。 

 

 

パラッツォ・ヴェッキオ

 

ウフィッツィ美術館前で今回の旅で知り合った2組のご夫婦

とても気が合い、7年たった今もお付き合いしています。 

 

 

「フィレンツェ」とはイタリア語で「花の都」という意味で

,フィレンツェの中心に立つドゥオモ、サンタ・マリア・デル・フォーレ(花の聖母)大聖堂は

13世紀末に建てられたフィレンツェの象徴ともいえる建物で、

大聖堂の巨大なクーポラ(大円蓋の高さは100mを超え)をいただくドゥオモが天を突いてそびえています)

まさにフィレンツェの象徴で、高層ビルのないこの街では

少し見通しの効くところだったらどこからも見えます。

 

大聖堂の周りにはジョットの鐘楼と呼ばれる塔と、

サン・ジョヴァンニ洗礼堂という建物があります。

ジョットはルネサンスのさきがけとなった画家で、

建築家としてもとても優れた人だったため、鐘楼の建築に携わったそうです 

白と緑とピンクの大理石で飾られた

幾何学模様の美しいイタリア的なゴシック建築です。 

 

 

 

< 三色の大理石 >ドゥオモ広場に入りドゥオモに近づくと、改めてその大きさに驚きます。

大聖堂の門や入口も写真のような大きさで、大きすぎてカメラに収まりきりません、

大聖堂の外壁は、白、緑、ピンクの大理石で覆われています。

少し離れてみると、これらの石材を巧みに使って中間色調の優しい装飾を施しているのがわかります。

「ルネッサンス建築」の始まりとされるこの大聖堂は、

レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれる少し前に完工しています。

 

 

八角形のサン・ジョヴァンニ洗礼堂

 

 

「天国の門」 

扉はギベルティという彫刻家によって作られましたが、

あまりに素晴らしい出来栄えだったために、

ミケランジェロが「天国の門」と呼んだことで知られています。 

 

ドゥオモの扉 

ドゥオモには3つほど大きな扉があるようですが、

それらの扉の大きさもこの通りです。

下にいる人の背丈と比べてください。

 

教会の内部  

 

 

 

 

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右はジョットの鐘楼  

ルネッサンス前夜の画家・建築家ジォットによって1334年に建築が開始されました。

その後他の建築家に引き継がれ、1359年に完成したとのことです。

ネオゴシックという様式の建築だそうで、一直線に天を目指して立っており、

ドゥオモのクーポラと好対照をなしています。

 

共和国広場

市民の憩いの場となって、

イタリアの統一記念に作られた凱旋門風の大きな門があるのが特徴です。

 

 

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