イタリア旅行紀・・・5
2003年10月16日(木曜日)・晴れ
ローマ市内観光
ローマのコロッセ オサン・ピエトロ寺院
トレビの泉
バティカン市国
ここはローマ法王を国家元首とする独立国家で、
実体はテヴェレ川の西、面積0.44平方キロメートルほどの区域です。
世界一小さい独立国家で、人口は第264代法王ヨハネス・パウルス2世をはじめ813人という。
キリストの使徒ペテロが皇帝ネロの迫害を受けてローマで殉教しましたが、
その墓の上に後に「サンピエトロ寺院」が建立され、
カトリックの総本山になりました。
使徒ペテロは、死後初代ローマ法王の座につきました。
サンピエトロ寺院には 歴代法王が収集した古今の美術品を納めた
世界最大の博物館「バティカン博物館」があります。
広場の中央に立っているオベリスク(尖塔)は、
紀元前37年にエジプトからローマに運ばれてきたものだそうです
《ピエタ(悲しみの聖母)》 像
ミケランジェロがまだ23歳の若者のころ制作した名作です。
寺院の入口に近い壁際に、淡い照明のもと、ピエタは永遠の悲しみをたたえて佇んでいました。
弱冠23歳でこれだけの名作を制作できたミケランジェロの天才には感嘆するほかありません。
聖母の瑞々しい表情、体型のやわらかさなどにひきこまれてしまいます。
コンスタンティヌスの凱旋門
コロッセオ(円形競技場)
コロッセオは、凱旋門凱旋門よりずっと早く、紀元80年頃完成したとされます。
イエスキリストがなくなってから間もないころということになります。
映画にもなった「クオヴァディス」の中にも、
ここでの凄惨な闘いの様子が描かれていますが、
この中で、剣闘士同士の命をかけた闘い、
あるいは剣闘士とライオンの闘いなどが盛んに行われ、
ローマ市民はそれらを見て熱狂したそうです。
写真のように、円形競技場の外壁が一部剥ぎ取られて低くなっています。
これは、後にキリスト教がローマの国教となってサンピエトロ寺院が建立されたとき、
石材が不足したのでこのように円形競技場の外壁を一部を剥ぎ取って利用したのだそうです
ローマ時代の遺跡フェロ・ロマーノ
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スペイン階段
ここにスペイン大使館があるのが「スペイン広場」の名前の由来です。
階段は135段もあるそうですが、すごい人で、皆階段を上り下りするのではなく、
階段の上に立っているか、あるいは腰を下ろしています。
石段というよりは人の階段といったほうがよいのでは・・・
トレヴィ広場
トレヴィの泉
トレヴィの泉はオードリー・ヘップバーン、
グレゴリー・ペック主演の映画『ローマの休日』のワンシーンでも有名な場所
コインを準備してコインを投げ。
日本で言うお賽銭みたいなものかなぁ〜?。
コインは、右手に持って左肩越しに投げ入れます。
コインの枚数によって、適う願いの内容が違うようです。
1枚:再びローマに来ることができる
2枚:大切な人と永遠に一緒にいることがでる
3枚:恋人や夫・妻と別れることができる
3枚の離婚とは・・キリスト教が離婚を禁止していたという歴史の名残りである。
最も巨大なバロック時代の泉で
ポーリ宮殿の壁と一体となったデザインで、中央に水を司るポセイドーンが立ち
左に豊饒の女神デメテル、
右に健康の女神ヒュギエイアが配置されている。
これらはサルヴィの原案でブラッチが制作した。
海馬の引く貝殻に乗って、
ポセイドーンが凱旋門から出てくるという構図のようです。
ネプチューン
ハプニングが沢山あり、ハードな旅でしたが楽しい旅でした、
この旅行のおかげで新たに友もでき
いまだにお付き合いさせていただいています。