生け花 秋 

 

9月に入っても、気温は連日35度まであがりだ猛暑のような日が続く。

それが、9月13日に台風が接近し秋を運んできてくれ、 

ようやく朝夕の気温が25度前後になり涼しく感じられるようになった。

秋のお稽古から月1回葉蘭のお流儀を教えてもらうことになり、

来年の夏には釣瓶に葉蘭を活けられるようになりたいなぁ〜。

 

 



09月02日(瓶花/立成体 )

一つ目の花材・・赤オクラ・桔梗・ウイキョウ 

赤いオクラが花材になるとはビックリです。

前に瓶花でパンパスグラスが立たず 困りましたので今日はしっかり聞きました、

それでもやはり立たせにくく何度も活け直しどうにか出来上がりました。

二つ目・三つ目の花材・・斑入り葉蘭 

家の葉蘭を持参してのお稽古です、

お借りしていた教本の「三葉挿け」が家でできたら・・

お花の無い時に、活けられたらとても嬉しいのでお願いしました。

「体・用・留」の三本をしっかり選んで持参しましたが、 

少々違っていて 分かっていると思っていたのにがっかり・・・。

四つ目の花材・・ウイキョウ・ヒバ 

確か「盛花」から発展した「想い花」と聞いています。

もう一度確認しておかないと・・。

あと一つ葉蘭とウイキョウでの「才の花」がありますが、

飾るところが無くなりましたので、待機中なんです。

今日は凄い五活け教えていただきました。

 



09月09日(瓶花/斜成体 )

一つ目の花材・・こでまり・リンドウ・カンスラン

今朝はいくぶん秋らしいく気温も下がっていましたが、日中はまだまだ暑くお花の持ちは悪いです。

今日のリンドウは冷房のかかっている部屋に活けました。

瓶花の時に枝が立たず困っていましたがどうにか立つようになってきました。

秋のお花にこの花瓶はどうも映えません・・薄い色がほしいなぁ〜〜。

二つ目は「才の花」花材・・こでまり・大弁慶草 

スッキリと斜めに活けます。

枝・葉の美しさを生かし活けると聞きましたが・・

私にはまだ理解できません・・

三つ目は「想い花」花材・・こでまり・大弁慶草・リンドウ・タマシダ

残った花材と先生のお庭のタマシダでもう一活け。

枝を切って残ったリンドウもチャントアクセントになりました。

<大弁慶草> 

初めてのお花ですので検索してみました。

ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草

カネノナルキ(金のなる木)やカランコエもこの科に属する。

中国や東北部や朝鮮半島が原産。わが国へは、明治時代中頃に渡来。

葉は卵形で多肉質、対生またはまれに輪生します。

8月から11月ごろ、複散房花序をだし、小さな赤桃色の花を咲かせ,

切り取って数日おいても枯れないほど 強いことを、弁慶にたとえた。

 



09月16日(お流儀)

一つ目の花材・・葉蘭

先日買い求めました、嵯峨御流「三和の筒」を使って・

五葉挿けと三葉挿けを二つを教えてもらいました。三っつの筒を流れるように活けるそうです

葉蘭の切り方、葉組も少しだけ分かったような〜。

素敵なお流儀が出来上がりうれしいです。

母と、庭の葉蘭を「旭葉蘭」に入れ替えようかと話していましたが、

普通の葉蘭のほうがお流儀には使いやすいそうです〜。

二つ目の花材・・斑入りヤブラン 

先生のお庭のお花をいただきました。

玄関の片隅に置くだけでとても涼しげになりました。・・

三つ目の花材・・ヒぺりカム・リューカデンドロ・タマシダ

先週のタマシダがまだ元気でしたので 買い足して活け替えてみました。



09月26日

一つ目の花材・・矢羽根ススキ。コスモス

畑で頂いてきましたので、早速私流に活けてみました。

秋らしい 矢羽根ススキが入り豪華な組み合わせになりました。



09月30日(お流儀)

花材・・菊

重陽の節句は菊の節句

生け花の世界にとっては大切な日で菊の花のみをお流儀で活けます。

今年は猛暑でいつまでも暑くお花が持たないので、時期を遅らせてのお稽古です。

菊は鉄を嫌うので鋏を使わずに手で折りました、知らなかったのでビックリです。

菊をためるのはとても難しく、左右から押しながらためて行きますが

ためているとピシッと音がして折れてしまいます。

9月9日重陽の節句を検索してみました。

陰暦の9月は今でいう10月初旬から11月初旬の頃。

中国渡来の陰陽思想が日本に根を下ろした頃から、奇数は縁起のよい「陽の数」とされ、

一番大きな陽の数である「九」は究極数として崇高なものの象徴とされていました。

九重(ここのえ)という言葉の意味も、

単に「物が九つ、または、いくつにも重なっていること」の意にとどまらず、

「宮中(中国の王城は門を九重に作ったことから)」を指す意味も込められているのです。

ですから九月九日は「九」が二つ重なることから「重陽(ちょうよう)」と呼ばれて

非常に縁起の良い日とされていたのです。

古代中国では、この日、菊の花弁を浮かべた菊酒を酌み交わして、

長寿と無病息災を願う風習がありました。この風習が、日本に伝わって

平安時代には、重陽の節句の前日の夜に菊の花に真綿を被せておいて、

重陽の節句早朝に夜露の染み込んだ綿で体を拭くと、

菊の薬効によって、無病でいられるという慣習があったそうです。優雅ですねぇ。

室町時代からはお酒に菊の花びら入れて飲んでたそうです。

生け花の世界では、この節句が受け継がれてるようです。



10月07日(お流儀)

一つ目の花材・・銀香梅

葉から柑橘系の香がする。僅かなのだがすっきりとした梅のいい香りが漂うので、

気持ちの良いお稽古になりました。

枝は柔らかでためやすかった。

二つ目の花材・・リューココリーネ・ドラセナ・ガーベラ・タマシダ 

以前にもよく似た花材が登場しました。

この花台は W500・D330・H75mm の少し大きなサイズで

先日北海道民芸家具から取り寄せました、

リビングのコーナーにおいてもどっしりとしていて存在感がありとても気に入りました。

三つ目と四つ目の花材・・藤袴・ススキ・猫ジャラシ

先生のお玄関に活けられていたので、

帰宅後 自宅の藤袴で真似し二活けしてみました。

秋らしくてとても気に入ってます〜♪

ギンコウバイ(銀香梅)

初めてのお花ですので検索してみました。

[英名]Myrtle(マトール)[和名]ギンバイカ

花期:夏

地中海沿岸から南西ヨーロッパ原産の常緑低木です。

葉は光沢があり,強い香りがあります。

花は白く,ウメ(梅)の花に似ています。果実は食用になります。



10月14日

一つ目の(瓶花/斜成体/間留)花材・・雪柳・秋明菊

美しく色付いた雪柳は秋本番のようです。

シュウメイギク

気になっているお花ですので検索してみました。

秋明菊の白く見えるのは花ではなく「萼」

菊ではなくキンポウゲ科のアネモネ属植物でした。

秋に菊に似た花を咲かせるところから この名前になったとか・・

二つ目の(盛花/後盛体)花材・・雪柳・菊・藤袴

家にもある、秋のお花の藤袴が登場しうれしくなりました。

三つ目の(お流儀)花材・・お茶の木

先生のお庭のお茶です。

良い枝ぶりの木で「体・用・留」を表すように 鋏で剪定されました。

お茶の木でこんなに素敵なお流儀が完成です。

四つ目の花材・・ススキ・藤袴

先週から先生のお庭のアケビの蔓で「籠」を教えてもらっていました

今日完成し 玄関先に置いてみました。

雑い仕上がりですが・・素朴でいいかも・・。



10月21日(お流儀)

花材・・葉蘭

竹筒に三才格の用流しを教えていただきました。

花材だけでは葉の向きが不足するので、先生のお庭の葉蘭を足していただき

9枚組と3枚組でのお稽古となりました。

今回は大きな仕上がりの寄せ筒です。

葉蘭はいつもスッキリとした仕上がりになるので好きです。



11月04日

一つ目の(瓶花/斜成体/横留)花材・・ツツジ・菊

ツツジに苔のついた珍しい花材でしたので、

ツツジと白菊で、気品がただよう仕上がりになりました。

一つ目の(盛花/沼沢の景)花材・・ツツジ・菊・杉

「沼沢の景」は何度か教えてもらっていますが、

季節によってこんなにスッキリとした感じに仕上がるとは・・

秋の沼沢もいいですねぇ・・。



11月11日

一つ目の(お流儀)花材・・万年青

お正月が近づいているからかオモトが登場した。

嬉しいことに斑入り「都之城」まだ実は青いが「冬のいけ方」を習う。

ハランに似た活け方だがかなり勝手も名称も違う。全て先生が活けてくださってのお稽古

名称は「風囲い・霜囲い・実囲い」となり、

体・用・留めの葉を選んでからのスタートだった。

お寺さんに年末のご挨拶にお邪魔すると、いつも品格のある万年青が入っていたが、

我が家の玄関にも入れられるとは嬉しい。

来年は自分で活けられるといいのだが・・

   

11月18日

一つ目の(お流儀)花材・・サンゴミズキ・カーネーション

お正月が近づきお花の囲い込が始まり、お花の値段が上がりだした。

今日はビックリするような取り合わせのお花で、先生も悩まれてのお稽古です。

サンゴミズキでお流儀と聞き、今までは葉があるものばかりだったのに、今回は枝だけです。

お流儀にといわれても、首をかしげてしまい、

今回も先生に活けていただいてからのお稽古です。

<サンゴミズキ> 

初めてのお花ですので検索してみました。

ミズキ科 日本、シベリヤ原産。落葉潅木.。樹高は1〜2メートル。

シロノミズキの変種。秋の落葉の頃から枝が鮮やかなサンゴ色になるのでサンゴミズキと呼ばれる。

hu二つ目の花材・・アサヒハラン・カンガルーポ

<カンガルーポ> 

初めてのお花ですので検索してみました。

ハエモドルム科 多年性 草花 

オーストラリア原産の植物で、カンガルーポーというおもしろい名前は

毛の生えた筒状の花がカンガルーの前足に似ていることからこの名前が付けられ、

ポーとは「足」の意味でした。。

   

11月25日

一つ目の(瓶花/直成体 )花材・・猫柳・イリス・菊・椿

猫柳を丸めて楽しい瓶花です。

今日のお花には茶色い壺はどうもいただけません、

合う青磁色の壺がますます欲しくなってきました。

今月は敷板を注文するのでまだまだ先になりそう〜〜。

二つ目の花材(お流儀)・・ハラン

花材にハランをお願いしていましたのですが、

先生の御好意でお庭のハランが登場しました。

今回は自分で少しだけ葉を選びました。 

ほんの少し進歩したかなぁ〜。

来週から12月 お正月向けての「卯杖」の準備が先日より始まり、

先生のお庭の梅の枝を頂き、切り出しナイフで綺麗に削り

「ヒカゲカズラ」・「南天」探しを始めています。

玄関先にシノブカズラ・稲穂・南天で作った「卯杖」と松を飾る予定です。

三つ目の花材・・ビナンカズラ

「ヒカゲカズラ」探しに行きましたが見つからず、素敵なビナンカズラをゲットしてきました。

<ビナンカズラ> 

サネカズラだったかなぁ〜と気になりましたので検索してみました。

別名は「サネカズラ」といい、「サネ」は実、「カズラ」はつるの意味からつけられたとされ、

名の由来は、昔、武士がどろどろした樹液を水で薄め、ヘアトニックのようにして使っていたことから、

美男葛(びなんかずら)の名がついた。実際には男女ともに使っていたらしい。