フランス旅行紀・・・7

(2004年8月7日(土 曜) 晴れ)

モン・サン・ミッシェル から パリへ

 

 

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モン・サン・ミッシェル

 

モーパッサンが「花崗岩の宝石」とたたえたフランスで一番美しい修道院 

フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた。

708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使・ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」との

お告げを3度受け礼拝堂を作ったのが始まりである 

カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1

979年「モンサンミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に 

百年戦争の期間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をし

18世紀末のフランス革命時に修道院は廃止され1863年まで国の監獄として使用され、その後荒廃していたが、

ヴィクトル・ユゴーの紹介がナポレオン3世を動かし、

1865年に再び修道院として復元され、ミサが行われるようになった

 

 

 

 

サン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。

 潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。

 このため、湾の南東部に位置する修道院が築かれた岩でできた小島はかつては満ち潮の時には海に浮かび、

 引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていた。

 島の入口には潮の干満時刻を示した表示があり、満潮時には浜に降りないようにと記されている。

 最も大きい潮が押し寄せるのは満月と新月の28-36時間後といわれており、

 引き潮により沖合い18kmまで引いた潮が、猛烈な速度で押し寄せる。

 1877年に対岸との間に地続きの道路が作られ、潮の干満に関係なく島へと渡れるようになった。

 しかし、これによって潮流をせき止めることとなり、100年間で2mもの砂が堆積してしまった。

 急速な陸地化が島の周囲で進行しており、島の間際まで潮がくることは滅多になくなりつつある。

 かつての姿を取り戻すべく2009年には地続きの道路が取り壊され、

 2010年には代替となる新たな橋がかけられることが計画されている。

 

 

 

 

モン・サン・ミッシェルの名物オムレツ 

19世紀半ば宿屋を始めた創始者もプラールおばさんの独特なスフレー状オムレツが

 

 

 

 

とてもお利口なラブラドールがいるのでカメラを向けると・・ポーズをとってくれた〜♪。 

 

 

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